


今日はサンチャゴのバスについて案内します。
以前、ブログに書きましたが、「トランサンティアゴ」という名の市内公共交通システム整備でかなりサンチャゴ市内の移動が楽になりました。「Bip」というバス・地下鉄共通パスがお得です。地下鉄駅で販売しています。又此処でチャージができます。
とはいうものの、国が違えば事情が違います。東洋人が南米では一番少ない国ですから、通勤時間のような込み合う時間帯や運行地域によっては乗車をやめることをお奨めします。近年、南米一治安が良いとは言われても盗難、スリ等の犯罪に巻き込まれますから用心してください。
などと言うと「こわい〜」ということになりますが、乗る地域と時間を考えればチョット楽しい小旅行気分が味わえます。
ところで、バス内では「次は・・・です」というアナウンスはありませんので、運転手さんに下りる処を聞いてください。空いている時などは親切に教えてくれます。但し、日本の運転手さんを基準にくれぐれもしないでね。それと、運転はかなり荒っぽいです。&時々、芸人さん・お菓子屋さん・アイスクリーム屋さんが営業乗車してきますのでビックリしないで下さい。必要ないとはっきり意思表示することもあります。
私的なお奨めは、プロビデンシァ区とロ・バルネチア区を結ぶ各路線です。バス・Cゾーンにあたります。この中にはラス・コンデス区、ビタクラ区もあり安心して乗車できます。また、プロビデンシァ区内は地下鉄も走っていますので、地下鉄を乗り継ぎセントロ(旧市内)にも行けます。
地下鉄「pedre de valdivia」駅(プロビデンシァ区)を上ると、417番の始発バス停があります。このバスに乗ると、バスは繁華街の通りを少し進んでから、マポチョ川を渡りサンクリスバルの丘脇から自動車専用道路に入ります。
自動車専用道路を下りるとケネディ通り(ビタクラ区)に入ります。直に、「パルケ・アラウコ・ショッピングセンター」前に停車します。
3つのデパートとチリ始め南米・スペイン・ヨーロッパのブランド店が入っている大型ショップングセンターです。多くのレストランもあり、劇場に映画場、ボーリング場も併設しています。
隣接して、大型ホームセンター&生鮮食料品スーパーがあります。
後には、「パルケ・アラウコ(公園)」もあり、季節によって美しい花を見ることが出来ます。因みに「アラウコ」はチリ開拓時代、勇敢に戦った先住民の勇者の名前です。野外イベントも行われます。
さて、バスは並木が美しいケネデー通りを進みます。周囲はマンションと一軒家が並んでいます。
暫く行くとまたまた、別の大型ショッピングセンター「アルト・ラス・コンデス」(ラスコンデス区)脇に止ります。先程と同じく、デパート・ショッピングモール・シネマコンプレックス・スーパーが併設しています。此処の「JUMBO」スーパーは、日本人が多く利用するスーパーです。特に魚の鮮度が良く、アルゼンチン産の和牛、豆腐(チョット固いですけど)も売っています。
豆腐を気にしつつも進めば、先程のショッピングモールを過ぎた所で通りの名前が「ラスコンデス通り」に変わっていますよ。
周囲にマンションが少なくなりますね。学校やスポーツセンター、塀に囲まれた空き地・・あらっ・・知らない間に山が近くにあることに気がつかれると思います。そうなんです。ラスコンデス区はアンデス山系の脇に当る斜面を開拓した地域で、50年ほど前はサンチャゴのお金持ちの休日を過す農場があったところだそうです。あの空き地は15年ほど前まで牧場や農場があったことを語っていたのでした。
さて、バスはアレンジ色の屋根瓦が可愛い商店広場を脇に見つつ左に曲がります。付かず離れず沿って流れているマポチョ川を再度渡ります。ここでロ・バルネチア区に入ります。山が迫っていますね。と、可愛い小さな遊園地がありました。休日は結構流行っているそうです。バスは川沿いに進みます。大きな通り「ラ・デエッサ通り」交差します。この交差点左にガラス張りの消防署があります。近くにある日本人学校の生徒さんが社会科見学で毎年訪問しています。
ところで、この国では消防は多くはボランティアによって行われているとのことです。一年に一回寄付活動があり、個人・企業が寄付をしています。バスCゾーンのような生活に余裕のある人が多く住む地区は自ずと器具や働く人も整っています。
先程の「ラ・ディエッサ通り」をいきますと、数分でサンチャゴ市内で一番新しい「ラ・ディエッサ・ショッピングモール」にいきます。「一番新しい」ということは「一番お洒落」ということのようで、スーパーも目新しい商品をまず此処で販売するそうであります。
さて、バスは進み、急に古い鄙びた家が並ぶ地域に入り、遂には山の端の道を走るようになります。小さな川(マポチョ川の源流の一つ)を渡ると、またまた古めかしい別荘のような佇まいの建物が立ち並ぶ街になります。このあたりは以前はサンチャゴ住民の夏の川遊び場だったところだそうです。で、お次は新しい住宅地、古い住宅街と次から次へとサンチャゴ住宅情報番組みたいな展開で進み、気がつけばラス・コンデス通りに戻っています。え〜うっそ・・!?みたいなルートであります。で、さっき通った反対車線を戻ります。
さっき説明した「アルト・ラス・コンデスショッピングセンター」に渡る陸橋脇に、古い塀に囲まれた大きな民家があります。ビタクラ区が経営する美術館です。絵画・彫刻、時には音楽会や演劇も行われます。チリの田舎の民家が見たい方、一見の価値ありです。
バスはケネディー通りを走ります。右手のビタクラ区は公園や学校も多い文教区です。特にこの地区はマンション建設の規制が厳しいです。
そうこうしていると又反対側に「パルケアラウコ・ショッピングセンター」が現われ、バスは自動車専用道路に入り、マポチョ川に沿いサンクリストバルの丘脇の通りを走ります。この地区も古い住宅地で文教地区です。サンクリストバルの丘に登るロープウエイの出発駅もあります。
さてさて、遂にマポチョ川を渡り小旅行の終わりが告げられます。雰囲気のある繁華街でバスは止ります。終点は始発駅がある「Av.11de
Septiembre」通りではなく「Av.Providencia」通り脇ですので、間違えないでくださいね。